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共同研究ラボラトリー

共同研究ラボラトリー

部署紹介

はじめに

CCA外観

共同研究ラボラトリーのHomePageを訪問くださりありがとうございます。
共同研究ラボラトリーは、聖路加国際大学、聖路加国際病院で行われる研究を支援する機関として、2015年6月に発足いたしました。聖路加国際病院で行われる治験・先進医療、アカデミアや企業との共同研究・受託研究、聖路加国際大学の教員・学生が行う研究に加え、日々の臨床で抱いた疑問の科学的解明に至るまで、聖路加国際病院・国際大学が関わるあらゆる研究をサポートしてまいります。

ミーティングの様子

経済活動や情報の国際化に伴い、医療においても国際化が叫ばれています。中でも、近隣のアジア諸国の経済的発展に伴い、各国の医療・医学水準が急激に発展し競合するとともに、多くの人たちがより高い医療を求めて国境を越えて行き交う、いわゆる医療ツーリズムも現実化しています。質の高い研究機関・医療機関として機能していくために、そして聖路加国際病院を受診される方々の期待に十分応えるために、最新の研究をベースに、最新の医療を提供していくことが私どもの使命と考えています。

聖路加国際病院は、2014年4月に聖路加国際大学に組織を改め、質の高い医療のみならず、質の高い医学研究を実施する体制整備に踏み出しました。2016年3月には臨床学術センターが竣工し、この動きをさらに加速してまいります。
共同研究ラボラトリーは、そのような聖路加国際大学・国際病院の先端医療並びに医学研究の中心として、聖路加国際病院を含む国内外の医療機関、研究機関、企業との共同研究を積極的に推進してまいります。
皆様の、ご支援をお願い申しあげます。

概要

解析の品質確保のための取り組み
ラボの様子

共同研究ラボラトリーは、高い品質の解析を行うため、QualityManagementSystem(QMS)を導入しています。臨床検体の解析に用いる機器は、メーカーの保守管理に加え、独自の品質管理プログラムを作成・実施し、質の高い解析を行います。さらに、標準化されていない解析においては、学会等が行う各種ProficiencyProgramに積極的に参加し、客観的評価を得る努力も行っています。
また、検体の受け入れから解析、さらには保存を確実に行うために独自の検体管理システム(SACCESS)を導入しました。これは、聖路加国際病院・共同研究ラボラトリーのニーズに合わせてIT企業に開発を依頼したもので、検体受け入れから解析終了、保存に至るまで、すべてのログが自動保存されるシステムです。また、検体並びに解析が、バーコードで管理できることも特長です。このシステムを導入することで、検体取り違えを避けるとともに、解析のトレーサビリティを確保し、さらに検体提供者の個人情報も最大限に保護されると考えています。

ラボの様子

検体の保存や解析に影響を及ぼす機器、例えば冷凍庫、冷蔵庫、培養機器関係には、温度センサーと共に異常時の警報並びに研究者の携帯電話への自動発報装置を装備し、検体の安全保管にも最大限の取り組みをしています。
実施可能な解析は、免疫学的解析(マルチカラーフローサイトメトリー、フローサイトメトリーを用いた細胞ソーティング、サイトカインや抗体の測定)、遺伝子解析やタンパク質解析を含む分子生物学的解析(PCR、RealTimePCR、シークエンス、ELISA、MSD、並びにWesternBlot等)に加え、各種細胞生物学的解析も可能です。
このように、聖路加国際病院・共同研究ラボラトリーは、質の高い解析研究を基盤に、聖路加国際病院の各種診療科との共同研究に加え、国内外の医療機関や研究機関、さらには企業との共同研究も積極的に進めています。具体的に行っている研究は、「研究活動」の項をご覧ください。

施設と設備

2016年3月に竣工する臨床学術センター7階に本施設が完成するまでの間、隣接するビルに設置された暫定施設が稼働しています。
細胞生物学、分子生物学的手法を取り入れた研究が行えるよう、以下の研究機器を装備しています。

免疫関連解析機器

免疫関連解析機器

マルチカラーフローサイトメーター、セルソーター、ERISPOT解析装置、等

タンパク質関連解析機器

マイクロプレート解析装置、MSDMesoScale解析装置、多重生体分子濃度測定装置、等

代謝物関連解析機器

ガスクロマトグラフ質量分析計

  • ガスクロマトグラフ

  • ガスクロマトグラフ

遺伝子解析機器

遺伝子解析機器

シークエンサー、リアルタイムPCR、サーマルサイクラー、等

細胞培養関連機器

クリーンベンチ3台、バイオハザード対策用キャビネット3台、CO2インキュベーター4台、自動セルカウンター、等

光学機器関連

光学機器関連

倒立型共焦点レーザー顕微鏡システム、倒立型蛍光顕微鏡、倒立顕微鏡、実体顕微鏡、冷却型デジタルCCDカメラ撮影装置、等

イメージング関連

イメージング関連

ルミノ・イメージアナライザー、ゲル撮影装置、等

遠心機関連

超遠心機、冷却遠心機、冷却遠心機、卓上多本架遠心機、小型高速冷却遠心機、小型高速冷却遠心機、等

保存機器

超低温保存庫(-80℃)3台、低温保存庫(-20℃)3台、液体窒素凍結保存庫1台、冷蔵保存庫(4℃)4台、等

スタッフ紹介

平家勇司:室長 (免疫・細胞治療科 併任)
平家勇司

平成4年徳島大学大学院卒 医学博士
国立がんセンター研究所・薬効試験部(主任研究員)、アラバマ大学バーミングハム学・遺伝子治療センター(客員教授)、国立病院四国がんセンター内科(医師)・臨床研究部(主任研究官)、国立がんセンター中央病院(医長)を経て、2014年11月より聖路加国際病院、免疫・細胞治療科(部長)、2015年6月より、共同研究ラボラトリー(室長)。がん免疫療法(ワクチン療法、細胞免疫療法、抗体療法)、遺伝子治療等の臨床開発、いわゆるトランスレーショナルリサーチを専門としている。

周尾卓也:副室長
周尾卓也

平成18年 名古屋大学大学院医学系研究科 満期退学 医学博士
北陸大学・薬学部(助教)、東京大学・医科学研究所(グローバルCOE特任研究員)、聖路加国際メディカルセンター・医療イノベーション部(主任研究員)を経て、現職に至る。
神経糖鎖科学や腫瘍細胞社会学を基礎に、物質的基盤に立って(細胞外基質とその分解酵素に注目して)臨床現場に根ざした研究の発展に寄与できればと考えています。

多田耕平:研究員 (免疫・細胞治療科 併任)
多田耕平

平成16年三重大学医学部卒
三重大学医学部付属病院 血液・腫瘍内科医員、国立がん研究センター血液腫瘍科/造血幹細胞移植科レジデント、リサーチレジデントを経て、2015年4月より聖路加国際病院 免疫・細胞治療科(非常勤委嘱医)、同年6月より共同研究ラボラトリー併任。造血器腫瘍の治療、がん免疫療法の臨床とトランスレーショナルリサーチを専門としている。現在行っている主たる研究は「がん免疫療法のための中分子創薬」で、公的研究機関と共同して中分子(1~8kDa)の人工タンパク質ライブラリーからヒト免疫細胞に作用するタンパク質をスクリーニングし機能解析を行っている。また、抗がん剤治療や免疫療法を受けるがん患者さんの末梢血等を用いて免疫学的解析を行う「免疫モニタリング研究」にも取り組んでいる。

その他スタッフ
スタッフ集合写真

宇山静香:臨床検査技師
篠原司:研究助手
佐藤優衣:研究助手
片倉加奈栄:研究助手
岡崎美紀:秘書